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高気密高断熱住宅の憂い-13-日本風土に根差した進化型高気密高断熱住宅を目指してください。


高気密高断熱住宅への正しい道は
多くの突然変異型高気密高断熱住宅ではなく、

日本風土に根差した進化型高気密高断熱住宅であることが理解されたと思います。

これを実現するには次の要素が重要です。

1)風土を理解している設計者でなければならない。
日本を愛し、歴史や風土を熟知した建築士でなければ、生み出しえないものです。
精神性が大切です。

2)地球温暖化を理解している設計者でなければならない。
省エネの上で成立している高気密高断熱住宅であるが、それは一戸の問題でなく
地球全体での一戸の省エネでなければならない。そうでないものはエコでなくエゴである。
庭・近隣環境などを理解し、最大限の効果を導き出す建築士の能力が左右されます。

3)それらの思想が現実に性能を発揮させるには工工事監理者の能力による。
どんなに設計図面を描いても、それが建築主に実現されていることの現場の報告が大切です。
それは施工会社やハウスメーカーの作り手の社員であっては意味がありませ。
第三者のあなたに適切に現場報告をする工事監理者の独立した建築士を選定することが
重要です。

以上のポイントを理会し、
日本風土に根差した進化型高気密高断熱住宅を目指してください。

ほんものの幸せな家はここにあります。

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2014
0904
Thu
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高気密高断熱住宅の憂い-12-高気密高断熱の家はそれだけでは成立しない



昔ながらの家は太陽の熱線を入れない工夫をしました。
それを実践すればよいのです。

庇:
屋根で軒をだし庇を設け、太陽の日射を阻止します。
2階の窓はこれでよいのですが、1階の窓までは届きません。
1階は別に庇を設置するか、バルコニーを設置し、これに変える。
また、窓を奥に控えて、直射日光が入らない工夫をする。
昔の広縁ですね。

樹木:
落葉樹にて夏は葉が茂って木陰をつくり、冬は落葉して日光を取り入れる。という
自然の知恵を工夫する。

すだれ・よしずなど
窓の外部にこれらを夏場設置し、少しでも直射日光を阻止する。最近ではテントを利用したりしていますね。ただ、メンテナンスが少し大変かも・・。

これらを読んで、なんだ!そんなことか!と思ったでしょう。
これが基本です。風土に根差した昔からの知恵ですね。

では最近の家をみてください。
植栽はメンテナンスが面倒だから、いろない。虫が嫌いだから植物はいらない。
雨で土はどろどろになるから土はいや!

コンクリートで固めれば車は止められるし、雑草も生えないので楽!
そんなことで、家の前には庭のないコンクリートの土間の家がふえています。
最悪なのは南の庭が道路でコンクリート土間にした家です。

直射日光は土間のコンクリートや道路で反射し、南の窓に入ります。
直接入る日光と土間を反射して入る日光と倍増してしまいます。
こんな家は暑くて仕方ないから遮光カーテンで仕切っていたりします。

最悪ですよね。遮光だから家の内部は真っ暗、電灯を昼間からつけなければなりません。
遮光カーテンをしても窓と遮光カーテンの間の空気は灼熱でそれが上部から室内を循環します。
エアコンを付けないと生活できません。

どうみてもこんな高気密高断熱の家はおかしいですよね。


高気密高断熱の家はそれだけでは成立しないことが分かりましたね。




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2014
0817
Sun
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高気密高断熱住宅の憂い-11-Low-Eガラスでも40%も熱線は侵入する。


前回記載した内容を再度掲載します。
「吉田兼好法師の「夏を旨とし」の通り、庇・すだれ・よしず・濡れ縁・広縁・のれん・欄間・可動できる障子・襖・植栽などで対処してきた延長に高気密高断熱の家がなければなりまっせん。」
でしたね。

日本の風土の中で育まれた住宅史の一つの進化の形が高気密高断熱の家でなければなりません。
突然変異的に高気密高断熱の家が現れ、高気密高断熱のメリットだけを宣伝し、盲信しています。

それを信じた多くの高気密高断熱の家では「こんな筈ではなかっうた!」と
デメリットをいろいろ実感していると思います。

でも、後の祭りですね。

そうならないための家づくりを説明します。

温暖化で日本がどんどん高気温になっています。冬も温度があがり、冬よりも夏にどう対処するか?
という命題があります。そうはいっても昔から夏を旨としでしたが・・・。

夏では家の中に入る熱は窓が73%・外壁7%屋根11%・24時間換気の吸引で6%です。
窓に対して遮熱が必要であることが分かりますね。

単板ガラスとLow-Eガラスの比較です。
紫外線は
単板ガラス74%に対してLow-Eガラス18%しか内部に侵入いません。しかし、
遮熱では
単板ガラス89%に対してLow-Eガラス40%も内部に侵入します。

Low-Eガラスでも40%も熱線は侵入する。時間の経過で室内の熱エネルギーは加算されていく。
室内は高断熱なので、入った熱は逃げない。そして、室内は高温に・・・・。

突然変異の高気密高断熱の家はこれに対処できないのです。

これに対して
風土的進化の高気密高断熱の家はこれに対処できているのです。

直射日光を夏はいれにような工夫ができているからです。

次回は具体的にどのような対処法か?をお話しします。


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0816
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高気密高断熱住宅の憂い-10-建築も進化の一つの現象

さて、今一度、高気密高断熱を再考しましょう。
高気密高断熱なんて、住宅史からしたら、ほんの最近の出来事です。

日本の建築は高温多湿の夏に対して造られていたのは吉田兼好法師の「夏を旨とし」という
ことから分かるわけです。

冬は寒いですけど、火鉢・こたつと着重ねをして対処してきました。着物の枚数で調整するという知

恵ですね。

夏は服の限界は裸ですが、裸にはなれないので、風呂上がりには浴衣で凌ぎました。
夜はまだ、涼しかったので、日中の直射日光と湿度対策として、直射日光は昼のピークに合わせた庇

を深くし、それ以外の時間帯の低い日射はよしず・すだれ・植物で対処しました。湿度対策は風通し

を良くし、家の中で風を取り込むことにより、体感温度を下げ凌いできました。
風通しは人の体を通り過ぎる時、人の体の水分を気化熱として奪います。そして体感温度を下げ、
空気湿度は高くても、人の体は「涼しい」と感じるのです。扇風機が正にこの原理を機械化したもの

ですね。

このような日本の風土に合った家づくりが、いつの間にか壊れました。
これは正しい道ではありません。

その理由はみなさんご存じの通り、ダーウィンの進化論の通り、地球の生物すべては進化し、人間は

現在の姿になっています。
キリンの首のながいことも、像が鼻が長いことも、過去の進化の結果ですね。そこには必然性が存在

します。勿論、突然変異で個体が変異することはあります。しかし、多くの場合は長い年月をかけて

進化し、それには「継続と進化の意味」があるのです。

建築だって人間という動物が作っている一つの生存の現象なので、「継続と進化の意味」が大切です

。建築も進化の一つの現象であるのです。


吉田兼好法師の「夏を旨とし」の通り、庇・すだれ・よしず・濡れ縁・広縁・のれん・欄間・可動で

きる障子・襖・植栽などで対処してきた延長に高気密高断熱の家がなければなりまっせん。

現代の高気密高断熱は突然変異型にしか思えません。だから、いろいろなデメリットが存在してしま

ったのです。

もう一度整理すると日本の家の歴史の中で地球温暖化に対処した家の進化が必要。

「隙間風を無くしたい」

1)壁・屋根は気密シードなど気密を高める方法の進化
2)窓は気密を高めるサッシに進化


「断熱性能を上げたい

1)壁・屋根の断熱性能向上への進化
2)窓は断熱性能を高めたサッシに進化

ということになります。

結論としては
日本の風土に根ざして作られた庇や風通しの家に高気密
高断熱になる必然性がでいたという流れになりますね。

少し、方向性が見えてきましたね。



次からは具体的なことを書きます。


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2014
0815
Fri
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高気密高断熱住宅の憂い-09-地球温暖化のための省エネ住宅


では、高気密高断熱の理念とはなんでしょうか?
地球温暖化のための省エネ住宅を目指すものです。

それはエネルギーの節約であり、電気・ガスエネルギーを出来る限り使わないことです。


家庭からのCO2排出量(kgCO2)

自動車 1622.5
電気照明・テレビなど 1655.5
冷暖房 869
給湯 687.5
ごみ 269.5
上水道 269.5
調理器具 187

みなさん、どうです?排気ガスは車や工場の排煙が根源と思っていませんか?
車と「電気照明・テレビ」は同じ程度のCO2を出すんですね。


高気密高断熱は下記のように電気を使う方向にあります。
1)電気照明をつける家があります。
(高気密高断熱では窓が小さくなる、遮光カーテンを使うなどで、光が入らないので)
2)24時間換気は付けっ放し。
(シックハウス症候群対策で、法律で規制されています。)
3)冷暖房のエアコンを使う頻度が多くなる。
(遮光カーテンを使うなどしないと直射熱が入ったら逃げないので)

と何か変ですね?高気密高断熱は省エネ住宅だったのに、電気を使うことが
多くなるという真逆の結果に向かっています。

何かが間違っているようです。


つづく


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